弾ける(はじける) フィナーレ [2006年~ 油彩]
この夏伴奏させていただいた、ストラヴィンスキーの
「イタリア組曲」の最終楽章 「メヌエット・フィナーレ」。
そこから はじけるかんじ を描いてみたかったんですが・・・
難しいですねえ(^_^;)上手くはじけていません。
とりあえず、今はこの辺で。
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この「イタリア組曲」というのは、
もともとストラヴィンスキーの「プルチネルラ」というバレエ曲を、
本人がバイオリンとピアノ用に編曲したものです。
全部で8曲という作品。この最終楽章の前半(メヌエット)は静かで、
ピアノの低音部に透明感があって、たまに高音部で音がピカッと光ります。
最終楽章の後半はテンポが速く、ピアノをスタッカートでタタタタっと連打する
ところがあって、それは くるくる回るぜんまいのようにも聴こえます。
パーンとはじけるところもあります。
もとのバレエの曲はオーケストラ用ですが、バイオリンとピアノ・バージョンは
全く音質が違うので違う曲のように思えます。
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「フィナーレ」 2010年 F20号 油彩 by JF