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アニメ 「川の光」 [アート]

NHKのアニメ 「川の光」を見ました。

主人公は ねずみの親子なんですけど、
私はどちらかというと、いつも”背景”がとても気になるタイプで、
今回も、自然や縁側のある家や街並みに目が行ってしまいました(^_^;)

アニメが出来上がるまでの、メイキングの番組も先にありました。
それが とてもよかったです。

ねずみの親子を描いているんですけど
川の光の美しさも描いているんですね。

新緑のころのようす・・・川は向こうからこちらに流れて、さざなみが立って、
周りに草花がたくさんあって・・・水面もきれいですねえ・・・。

冬の午後、こちら側の町は青く日陰になっていて、
左端から右端へ 川が流れています・・・明るい空が映っていますね・・・。
西日のような色彩が そこに 横に長く 広がっていきます・・・。
街路樹が逆光を浴びていますね・・・枝の端の方から光がこぼれています・・・。

ねずみたちがバスに乗るシーンがあるんですけど、川沿いの道を走るときに
おひさまの光で川がキラキラ光るのがバスの天井にゆらゆらと映るんですよね・・・。

葉っぱが茂るようす、それが春でも紅葉でも、お花が咲いているようす、丁寧ですね・・・。

自然界を描くのはとても時間がかかるんだそうです。
川辺だけとっても、水に映るもの、水の中にあるものも含めると、
たくさんの色が必要だから、とても時間と根気が必要だったり。

でも、そんな苦労をしながらも、その時その時に生えている草、咲いている花を
描くのが どれだけ楽しいかを子供たちに伝えたい とのこと。

また、曲作りでも 「そうだ、子供のころに見たあの川は、きれいだったなあ~。
どうしたら あんなにきれいな川を描けるかなあ」と工夫されたり。

よかったです~(^^)

お正月にまた再放送するようですヨ。



公式HP http://www.nhk.or.jp/savethefuture/kawanohikari/

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絵の修復 [アート]

油絵の修復をする、という作業をTVで紹介していました。
素敵な仕事ですね(^^)
場所はイタリアの美しい静かな街でした。

ヨーロッパには絵の修復の学校がありますよね。
絵がとても上手い子が通ったりしてます。
日本にもあるのかもしれませんけど。
イタリアの その工房では おじいちゃんが親方で、
親子3代に渡ってやっているようでした。

美術館の有名な作品がたくさん運ばれてきます。

汚れを取り除いたり、
絵具の欠けているところに石膏と膠のパテをつけたり、
その上に 水で落ちやすい絵具で補彩したり、
レントゲン技師もいたり。
専門が分かれているんですね。

そうそう、作業に入る前に、紫外線をあてたり、赤外線カメラで
以前に修復したところを調べたり、分析するんですね。
あと、もともとのデッサンを絵具の下に見つけたり、
下絵がほとんど無いこともみつけたり(ヴェロネーゼがそうらしい)

キャンバスにひどい傷がついているのもありました。
「これは・・・大丈夫。○日くらいあればできるよ。」
経験があるから、自信を持って言えるんですね。
親方、輝いていました(^^)
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ガーデン・デザイナー という仕事 [アート]

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ガーデン・デザイナー・・・その名前は海外のTV番組で知ったのですが、素敵な仕事ですね(^^)

吉谷 桂子さんというガーデン・デザイナーの特集番組を見たのですが、

六本木ミッドタウンの 四季折々の自然の美しさが楽しめるテラスのデザインを担当されていて、

「第10回 国際バラとガーデニングショウ」 では 彼女のデザインしたお庭には

小さな妖精たちも あちこちに配置されて とても可愛らしかったです。

妖精たち・・・いろんな表情をしているんですね(^^)

バラだけが誇張されるのではなく、自然な感じを目指した全体のデザインが素敵です。

片隅に まるい鏡があって、バラに囲まれた自分が移るように仕掛けてあったり(^^)




国際バラとガーデニングショウ は → http://www.bara21.jp/index.html



私が見ていたガーデン・デザイナーの番組は個人のお宅の庭を扱っていて
良かったんですけど、名前を憶えていないんですよね。
イギリスのフラワー・ショーのサイトも見つけたので、ちょっと載せてみますね ↓↓

BBC フラワー・ショー特集 → http://www.bbc.co.uk/gardening/flower_shows/

 ガーデニング・デザイン   → http://www.bbc.co.uk/gardening/design/






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曲線の良さ [アート]

美術番組はいろいろありますが、

NHKの迷宮美術館で画家のオキーフの作品について語られていた時に

漫画家の里中満智子さんとイラストレーターの安齋肇さんがゲストで

曲線を描く時の楽しさを説明していました。

オキーフという画家は主に花をたくさん、しかも、大画面に花の部分だけを大きく描いたようです。

そういえば、オキーフの絵には直線が出てこない、という話から

里中さんの 「自然界には直線というものは無いんですよ」 という話に繋がって、

それが私には オキーフの作品と同じくらい印象的でした。

なるほど・・・そうですね♪それを聞いて、何故かとても楽になりました。





里中さん、素敵ですね~。

里中満智子さん とか 一条ゆかりさん は 私にとって VIP です(^^)

里中さんと安齋肇さんのアーティストとしてのやりとりが繊細で良かったですね~。

花の部分を大きく描くと言えば、女優の左時枝さんも大きく描いていますね~。

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曖昧であること [アート]

曖昧であることの良さって あるんですね

作品が四角四面でないことの良さ

四角四面の美しさもありますが

作品が何層かの重なりで出来ているときに
その重なりが透けて見える良さ
決められたことが決められた場所にではなく
規則の違うものが透けて見える良さ

曖昧であることの美しさ

曖昧であることによって生まれる
流れ、空気、柔軟さ、開放感




曖昧であることは良い時もあるんですね
よかった・・・



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